専門英語講読A 6

学部科目, 早稲田大学商学部, 2026

授業概要 (詳しくはシラバスを参照)

この授業では、統計的因果推論を用いたリサーチデザインと分析手法について書かれた教科書である The Effect: An Introduction to Research Design and Causality の輪読を行います。因果推論の手法や理論を解説した書籍は数多くありますが、本書の特徴は、個々の推定手法の紹介を行う前に、分析を行う際の考え方や研究デザインの発想をわかりやすく解説している点にあります。また、R・Python・Stata によるコード例も豊富に示されており、理論と実装を結びつけて学ぶことのできる構成になっていることも特徴の一つです。この教科書を輪読することで、因果推論を用いた研究デザインの基本的な考え方と、その実装例を学ぶことを目的とします。

この授業において、受講生は、必ず1人1回は発表を行う必要があります。毎週、発表担当の受講生には、該当する章・節の内容をまとめ、プレゼン資料を用いて報告していただきます。回によってはコード部分の解説を担当する場合があり、その際は R Markdown または Jupyter Notebook を用いて資料を作成していただきます。

※本講義は、統計学・計量経済学の知識を前提に、それらを実際の研究においてどのようにリサーチデザインへ落とし込み、分析を行うかを学ぶことを目的としています。そのため、受講にあたっては、「回帰分析初級」の講義をすでに履修していることが望ましいです。